隣人の怪③
あとがき
私はまだ20代で若かったし、隣人とはいえ夜中に男性と部屋にふたりきりというのは怖かったんですよね。
なんとか部屋から出ていってもらいたくて、いろいろ提案してみたんですけどことごとく否定されてしまって…。
イケメンは右隣に住んでいる人について、
「用事があって前にもインターホン鳴らしたことがあったんですけど、出てくれなくて。今回も出てくれないだろうなと思ったらやっぱりでした」
と愚痴っぽく語ってました。
で、私の家に来たんですが、女性だから無理かも…とダメ元でピンポンしたそうです。
そしたら素直にドアを開けたんで、良かった~と思ったそうなんですが、結局窓のカギが閉まってたので何の助けにもなってないんですけどね~。