過去に住んでた事故物件（完）

高木さんの旦那さんがウチに訪ねてくるたびに、私と弟は隣家に逃げ、母は警察に通報し…ということを何度か繰り返しました。
怖いし、迷惑だし、隣の家のおじさんにも申し訳ないしで、本当に嫌でした。
警察官からの注意が効いたのか諦めたのかはわかりませんが、いつの間にか来なくなりました。
そのうち、私の両親が離婚することとなり、団地を引っ越すことになったので高木家がどうなったのかは不明のままとなってしまったのです。

そして、そんな事件をすっかり忘れていた今年、大島てるさんのサイトを見つけたのでした。
事件のあった当時の団地の状況はこうです。

高木さんの自宅は少なくとも５０４号室より先でした。
で、大島てるさんの「事故物件公示サイト」に記されていた事故物件の部屋番号は…

こちらも以前ブログに載せた事故物件の部屋と同じく、なぜ事故物件となったのかの詳細は不明でした。
だからこそ、余計に高木家の事件と結び付けてしまうんですよね…。

私が小学生の時に住んでいた団地が事故物件となっていた！ということと自分がたまたま見聞きした２つの事件を結びつけてブログに描きましたが、あくまでも私の想像にすぎません。
でも、両方の事件が夫婦ゲンカが発端となり、傷害事件につながったということは紛れもない事実です。
夫が妻を傷つけるという悲しいことが過去に自分の身近であったんですよね。
妻は夫の所有物ではありません。
妻にも人権はあるのです。当たり前のことです。
令和となった現代でもこのような事件は日本全国で起きています。
女性を虐げる社会をなくしてほしいと切に願うばかりです。