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子どもは静かに溺れる、本当です!

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子どもは静かに溺れる、本当です!

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あとがき

NHKのニュースサイトで取り上げられていた子どもの事故の話。
私も小学生の時にいとこが溺れているのを目の前で見ていたのを思い出しました。
幼児用の水深の浅いプールで、さっきまでしっかり立っていたはずのいとこがうつぶせでぷかーっと浮かんでいるのが目に入ったのです。
パッと見は「水に顔をつけて遊んでるのかな」「泳いでいるのかな」とも感じられるほど、とても静かです。
手で水面を叩くとか、足でバシャバシャ暴れるとか一切ありませんでした。
足がつくような、座ったとしても顔がちゃんと出るような水深しかないのに、いとこは自力で顔をおこしたり、足を地面につけて立ち上がるということはしませんでした。
まだ幼かったのでどうすればいいのかわからず、ひっそりとパニックを起こしたいたのかもしれません。
私はいとこと一緒にいる時間も長く、まだ幼いいとこが泳ぐことなどできないと知っていたので、これはヤバイと思い、慌てて抱き上げました。
おいおい泣きながら、ゴホゴホと水を吐きだしていました。
でも、周りにいた大人は誰も私といとこに注目していません。
おばにしても、まさかそんな浅いプールで溺れてしまうなんて考えもなかったのでしょう。
(30年以上前のことです)
監視員もいません。
幼児用のプールの周りには、入っている子どもの親がたくさんひしめいていたので、監視員のほとんどが小学生用の大きいプールの方にいたと記憶しています。
(30年以上前の過去の話です)
夏の暑い日だったので、プールはイモ洗いのごとく混んでいました。
いとこが泣く声は、たくさんの子どもたちの声にかき消されていました。
私がいとこの状態に気づくことなく、さっさと泳ぎに行ってしまっていたら、いとこがぷかーっと浮かんでいるのがもっと長い時間だったら、考えるとゾッとします。
結局、いとこが溺れたことには私しか知らない事故でした。

子どもが溺れた時は本当にじっとしています。
どうか、周りの大人が目を離さないでいてあげてください。
お風呂でも同じだと思います。
悲しい水の事故をニュースで聞くことがなくなるように願っています。

 

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